
モザイカルチャーとは?
モザイカルチャーの解説
浜松モザイカルチャー世界博2009総合プロデューサーインターナショナルモザイカルチャーコミッティ International Mosaiculture Committee常任理事田代順孝(千葉大学大学院教授)
1 モザイカルチャーの定義
モザイカルチャーとは絵画や彫刻などの芸術と草本植物の葉や花の魅力を生かす造園や園芸の環境創造技術が融合した全く新しい文化創造のジャンルです。
あらかじめ構築された金属フレームの像の表層部に多種、多彩、多様な生きた草本をデザイン通りに植え込んで作る人、動物、風景などの像及び群像と二次元の緑花床で景観を創造する「緑花像景アート」と定義します。
2 モザイカルチャーの作品
モザイカルチャーで作り出す像(作品)は様々で、現実の、あるいは想像上の人、鳥や哺乳類などの動物の単体または複合体、物語のシーンなどを表現します。
作品は創造的モチーフによるデザインに従って金属フレームを用いで構築された像の原型の表層部分を植物が生育できるマットで覆い、あらかじめデザインされた色彩や模様に従って、慎重に選択された、多種、多彩、多様な花や葉の美しい草本を無数植え込んで作ります。この草本はプラグ苗で育て、根がついたまま植えむことによって生長します。
生長に応じて美しさの表情を変えてゆきますから、適切な刈り込み技術を駆使しながらデザインされた美を持続させます。また二次元の絵画的表現も可能です。
ボックスウッドなどの木本を長期間にわたって刈り込んで仕立て上げるトピアリー、平面的な基盤に草花を挿入するだけのフラワーボード、立体的植木鉢設置装置などで作る立体装飾などはモザイカルチャーではありません。
3 モザイカルチャーの発展の経緯
この芸術の形は古くは近世の庭園芸術の一環としてヨーロッパではじまり、ルネッサンスを契機とした庭園空間の三次元的表現の発達に伴って、フランスやイギリスでカーペットベディング(カーペット模様をあしらった花壇づくり)として定着しました。
19世紀にフランスのリヨンで色彩豊かな花を多用する公園景観の修景技術として正式に認知されました。
この時期はカーペットベディングとモザイカルチャーは同義語でした。その後20世紀後半にカナダのケベック州を中心に公園などの広大な芝生の景観に色彩豊かな草本を立体的にアレンジし、魅力を添える技法として発展しました。
さらに世紀末に金属フレームで作った原型の像の表層に根の着いた草本を植え込み、花や葉の色彩美を生かした大型の像で公園や広場などの都市景観を演出する装景技法として定着しました。
4 モザイカルチャー世界博の意義
このような花や葉の美しい草本で作る大型の像を導入した庭園や公園の景観が多くの人の共感を呼び、新しい文化の創造と世界平和を基本理念とする国際モザイカルチャー運動として1998年にモントリオール市で国際モザイカルチャー委員会が設立され、3年に一度の世界博覧会が開催されています。
浜松大会は第4回で、日本で初めて開催されるものです。
モザイカルチャーとは
いくつもの花や緑を組み合わせ、その色合いや特性を生かしながらモザイク状・幾何学状に配置し、形を作りあげた作品を「モザイカルチャー」とよびます。
「モザイカルチャー」は「トピアリー」とは制作方法が異なり「トピアリー」が植物を立体的に刈り込むのに対して「モザイカルチャー」は、デザインに会わせワイヤーフレームとメッシュで骨格を作り、そこに土を詰め込み、植物を植え込み作り上げます。



モザイカルチャーの種類
モザイカルチャーには2D(平面型作品)と3D(立体型作品)のふたつの種類があります。
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2D |
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3D |
日本でのモザイカルチャー
浜名湖花博(2004年開催)でモザイカルチャー作品が展示され、人気を集めました。
浜松市内に展示中のモザイカルチャー
現在、浜松市内の9箇所に作品を展示しています。
・JR浜松駅北口広場「キタラ」展示作品
・はままつフラワーパーク展示作品
・中区展示作品
・東区展示作品
・西区展示作品
・南区展示作品
・北区展示作品
・浜北区展示作品
・天竜区展示作品















